2012-03-24 花かんざし 高橋椈太郎 多色摺り木版画 なんだか中原淳一みたいな作風です昭和21年、戦後すぐとは思えないきれいな 仕上がりですね。この本を扱うのは2回目なのですが 不思議とシミやヤケ、イタミがでてこない本です。 戦後すぐの本の紙質は日本の装幀としては最悪の時期で ガサガサのボロボロ、すぐに焼ける、シミがでる、 破れるの質の悪い紙の時期でした。きっと戦後すぐにがんばって良い紙を調達したのでしょう 山星書店